これらの更新は具体的に何を止めたのか?
更新履歴によれば、macOSのコンピューター使用は、ホームフォルダー内の隠しファイル・フォルダー(~/.vimrcや~/.awsなど)を編集・保存せず、隠しフォルダーにも保存しなくなった。10月15日にはこれが隠しまたは保護されたフォルダー(例はHomebrewのフォルダーとシェル起動ファイルの場所)と、文書に隠しまたは保護された名前を付けることにまで広がった。
サンドボックスがないのに、なぜこうするのか?
公式ガイドは、コンピューター使用ではClaudeとアプリの間にサンドボックスがなく、ガードレールも絶対ではないと述べている。サンドボックスがなければ隔離で影響範囲を限定できず、動作ルールで書き込み先を1つずつ囲うしかない。これは2つの文書を合わせて読んだ私の推論である。
バックグラウンドモードのキーボードの問題とは何か?
公式ガイドによれば、macOS 15以降ではClaudeはデフォルトでバックグラウンドのウィンドウで作業し、ポインターやキーボードを奪わない。10月13日の更新は例外を1つ修正した。バックグラウンドのアプリでクリックやキーによって開いたドロップダウンは、すぐ閉じられ、入力を飲み込まなくなった。つまり新機能ではなく、バックグラウンドモードの不具合修正である。
使い方をどう調整すべきか?
まずデスクトップアプリがv2.42304.0以降か確認する。ドットファイル、設定ファイル、シェル起動ファイルの編集は自分で行う。それ以外は公式の助言に従う。信頼できるアプリから始め、Claudeの操作を見守り、金融口座や機密データには使わず、Claudeはスクリーンショットを撮るので見られたくないものは画面上で閉じておく。
コンピューター使用は、Claudeが画面を見て、クリックし、入力し、アプリを開く機能だ。公式ガイドは、Claudeとアプリの間にサンドボックスがないこと、そして訓練されたガードレールは「絶対ではない」ことを明言している。この前提のもと、10月のClaudeデスクトップアプリの複数の更新は、特定の書き込み先を直接禁止区域にした。
v2.26454.0は、macOSのコンピューター使用がホームフォルダー内の隠しファイルやフォルダーを編集・保存しないように変更した。公式の例は~/.vimrcと~/.awsだ。一方はエディターの設定、もう一方は通常クラウドの認証情報を置く場所である。
v2.31226.0は、コンピューター使用が隠しフォルダーに保存せず、応答しないアプリに入力しないようになったとしている。あわせて、アプリが一時的にビジー状態になった後にメニューコマンドが無効と報告される問題、スクリーンショットが誤ったステップに表示される問題、何も入力されていないのに入力済みと報告される問題が修正された。
v2.37337.1は、バックグラウンドのコンピューター使用がキーボードを奪う問題を修正した。バックグラウンドのアプリでクリックやキーによって開いたドロップダウンは、すぐ閉じられ、入力を飲み込まなくなった。
v2.42304.0は範囲を広げた。隠しまたは保護されたフォルダーへのファイル保存をしなくなり、公式の例はHomebrewのフォルダーとシェルの起動ファイルの場所だ。文書に隠しまたは保護された名前を付けることもしない。同じリリースで、ビジーなウェブページに文字が二重に入力される問題も修正された。
更新履歴は動作を述べるだけで、動機は書いていない。妥当な推論は、ホームフォルダーのドットファイル、クラウド認証情報のフォルダー、シェル起動ファイルは、一度書き間違えると影響が大きく、気づきにくい場所なので、先に禁止区域にされたというものだ。これは私の推論であり、公式の説明ではない。
Macでドットファイルや設定ファイル、シェル起動ファイルの調整をClaudeに任せていたなら、10月以降そうした書き込みは拒否される。自分で行うか、コンピューター使用に頼らない方法にする。逆に、これらの保護が及ぶのは更新履歴に挙がった場所だけだ。ガイドは、金融口座、法的文書、医療情報にコンピューター使用を使わないよう勧め、初期はClaudeの操作を見守ることを推奨している。コンピューター使用は現在ProとMaxのベータで、TeamとEnterpriseにはない。