クラウドタスクはフォルダー全体をアップロードするのか?
しない。公式によれば、フォルダーはコンピューター上に残り、Claudeが触れるのは接続したフォルダーだけだ。タスクがファイルを必要としたときに取得されるのはそのファイルのコピーであり、フォルダー全体ではない。したがって露出範囲は、接続したフォルダーの大きさではなく、タスクが実際に使うファイルで決まる。
なぜデスクトップアプリを開いたままにする必要があるのか?
公式の設計では、フォルダーはコンピューター上に残り、クラウドセッションはそこで動くデスクトップアプリを通じてファイルを取得する。技術的な詳細は説明されていないが、デスクトップアプリがクラウドとローカルファイルの橋渡しだと推論するのが妥当だ。橋がなくなってもセッションは動くが、ファイルには届かない。これは推論であり、公式のアーキテクチャ説明ではない。
既存のCoworkタスクをClaude Codeへ移す手順は?
公式ドキュメントによれば、タスクを開き、「Download task data」を選び、ダウンロードしたファイルを解凍し、デスクトップアプリのClaude Codeで解凍したフォルダーを開き、/port-task-dataを実行する。これでタスクのデータはローカルのClaude Code環境に置かれる。別途完全なバックアップが欲しい場合は、デスクトップのホームカードの「Export your Cowork data」を使う。
日々のタスクの進め方にどんな実際的影響があるか?
最も直接的なのは、ローカルファイルが必要なタスクを任せたあと、慌ててデスクトップアプリを閉じないことだ。閉じるとタスクはクラウドで続くがファイルを読めない。次に、機密ファイルを含む作業は別に評価し、必要ならClaude Codeを使う。最後に、重要なタスクはエクスポートでバックアップを残し、仕事用と家庭用が同じアカウントを共有していないか確認する。
10月6日以降、ProとMaxの新規タスクはデフォルトでクラウド実行になった。そこで実務上の疑問が2つ生じる。クラウドタスクは自分のコンピューターのファイルにどう届くのか。そして、特定の作業をマシンの外に出したくない場合、具体的に何をすればよいのか。公式ドキュメントはどちらにも明確に答えている。
公式の説明では、フォルダーはコンピューター上に残る。Claudeが触れるのは接続したフォルダーだけで、デスクトップアプリが開いている間に限られる。クラウドタスクがファイルを必要としたとき、Claudeが取得するのはそのファイルのコピーだ。セッションを削除すれば、取得されたコピーもデータ保持の方針に従って削除される。
ドキュメントによれば、アプリが閉じてもセッション自体は動き続けるが、ローカルファイルにはもう届かない。実務上これは罠になりうる。タスクを任せてノートPCを閉じ、アプリも終了すると、タスクはクラウドで進むが、ファイルが読めないために期待した結果を出せない。このシナリオは文書の記述からの推論であり、公式が挙げる典型的な落とし穴ではない。
ローカルファイル、ローカルコネクターとローカルMCPサーバー、ブラウザー使用、コンピューター使用は、いずれもデスクトップアプリが必要だ。Chromeサイドパネルで現在のタブを読むだけならデスクトップアプリは不要である。
公式の経路は2つある。新しいタスクを完全にコンピューター上に留めたいなら、デスクトップアプリ内のClaude Codeを使う。フォルダーと履歴がローカルに残る。既存のCoworkタスクは、タスクを開いて「Download task data」を選び、ダウンロードを解凍し、解凍したフォルダーをClaude Codeで開き、/port-task-dataを実行する。すべてのデータのコピーを残したい場合は、デスクトップのホームカードで「Export your Cowork data」を選ぶ。
簡単に仕分けしよう。通常のファイルだけを使うタスクはクラウドのままでよいが、必要なときにデスクトップアプリが開いていることを確かめる。機密ファイルを含むタスクはClaude Codeの経路を検討する。重要な既存タスクは、今のうちにエクスポートでコピーを残す。なお公式は、仕事用と家庭用を分けるには別アカウントが必要で、共有ログインはサポートされないと述べている。